TOKYO巡礼歌 唐獅子牡丹

文楽(人形浄瑠璃)と昭和の日本映画と麻雀漫画について書くブログ

2024-03-23から1日間の記事一覧

文楽 3月地方公演『義経千本桜』椎の木の段、すしやの段 府中の森芸術劇場

権太は、悪から善へと変じた人物なのだろうか? 私は当初、権太をそのように理解していた。前半は「実は小心者のゴロツキ」、後半は「親想いの善人」であるという解釈が正しいと。その転換点が「椎の木の段」の一度目の引っ込みと二度目の出のあいだ、あるい…