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お気に入りの技芸員さんを紹介する記事、第2弾。今回は、私が良いと思っている女方の人形遣いさん4人について書きます。 文楽の人形遣いというのは、浄瑠璃に即した人物造形を求められます。しかし、浄瑠璃はいつも同じ文章、人形もみんな同じ顔をしているは…
文楽の初心者向け本はいっぱいあるけれど、中級者にステップアップするための本や中級者向けの本はあまりない。そんな私の不満に自ら答える「文楽中級者向け」ブックガイド第2弾。今回は、ついつい流し見してしまう人形の演技をじっくり考えるきっかけを作っ…
文楽を見始めたとき、ある意味で一番苦労したのが、「技芸員さんがひとりもわからん!!!!!!!」ということだった。 あのひしめくおじさんたちは一体なんなのか。歌舞伎や落語ならテレビに出ているような人は知っている、能・狂言なら有名ドコのご宗家や…
文楽を観るようになって一年が経った。 文楽が何かもわからず思いつきでチケットを取ったのが一年前の2月東京公演第三部『義経千本桜』。古典芸能の素養があるわけでもなく、最初にチケットを取った時点で知っていたのは「人形が動く」「義太夫節という語り…
文楽を見始めて半年、そのあいだに買ってよかったおすすめ本をメモ。 1冊を除き、すべて新刊で購入可能。残り1冊も古書市場一般に流通しているので、比較的手軽に入手可能だと思う。 ┃ 1. 文楽へようこそ 初めて文楽を観に行く前に、最初に買った本。文楽関…