2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧
5月公演は第一部しか観られず。最近のよかったこと、横浜のへびが出てきたことだけです。 ■ 第一部、心中宵庚申。上田村は人形黒衣、以降は出遣い。 上田村のお千代パパ、平右衛門が玉志サンだった。玉志ジジイ……って感じのすごく真面目そうなジジイだった。…
近松半二ほか作の浄瑠璃『桜御殿五十三駅』二段目の翻刻。たくさんの登場人物が次々に登場し、物語が本格的に幕を開ける。 舞台は、京都・田中村(現在の出町柳付近)の道端に開かれた茶店へ移る。 鷹狩りの仕事が終わった鷹匠・太郎治は、休暇をもらって久…
『桜御殿五十三駅(さくらごてんごじゅうさんつぎ)』は、近松半二・栄善平・寺田兵蔵・松田ばく・三好松洛による時代浄瑠璃。近松半二の作品としては、『妹背山婦女庭訓』の次に執筆・上演された円熟期のものである。室町時代を舞台に、愚かな将軍兄弟とそ…