TOKYO巡礼歌 唐獅子牡丹

文楽(人形浄瑠璃)と昭和の日本映画と麻雀漫画について書くブログ

今週の「天牌」のアオリは「ひとり、またひとり。牌の磁力に銭の魔力に導かれ強者どもが卓上へ――。」

  • 来賀友志+嶺岸信明天牌
    • というわけでイケメンの過剰なる処、赤坂へ我々は帰ってきた。読者のまさに予想通りの展開でいながら予想を遥かに斜め上回る展開、これが天牌、これぞ天牌。中釜さんがアタフタする中、遂に津神&星野、荘&菊多が出揃った。いやしかし星野さんのヘアスタイル、いまだに笑えるわ〜。これで菊多じゃなくて王様が直々参戦だったら大変な無尽無辺光卓だったのに。超おしい。その場合、解説は八角さんでお願いします。
      • さて、荘さまのフルネームは「荘志雲」というらしい。現地読みするなら「チャン・チーワン」あたりか。今日は荘さまを「そう・しうん」と読むか「チャン・チーワン」と読むかで脳内有識者会議が開催された。例えば『むこうぶち』に登場する黒社会の大物「劉大人」は「りゅう・だいじん」と呼ばれているが、帰ってきた江崎さん(チィ)だけは「ラウ(・ターレン)」と呼ぶ。これは幾多の修羅場を潜った江崎が黒社会にも通じていることを示唆しているのだが、それでは「天狗」の場において荘さまはどう読むべきか??
        • しかし、それ以前に、荘さまって日本語&日本式ルールの麻雀ができるんか。それがまずすごいわ。菊多以外の日本人キャラとはまだ会話と言えるほど口を利いていないので、菊多が中国語あるいは英語で喋っているのかもしれない。『天牌皆伝』によると、菊多は5か国語くらいできる設定だったよね、日本文芸社さん? ルールについては日本式で荘さまは不服がないのだろうか。それともある程度平等になるようなオプションルールをつけるのか。
          • それにつけても荘さまの手下……、涙が出るほどしょぼい。口頭で侮辱されてもあくまで麻雀で勝負しようとするのはすばらしい心掛けだ。嶺岸先生、がんばって描いてあげて!!! 来週から突拍子もなくイケメンになっても私は嶺岸先生を責めないことをここに誓います。
  • 映画版「今日からヒットマン」、銀座シネパトスの来週10月15日(木)19:45からの回で武田真治の舞台挨拶あり。行こうかなと思って調べたところ、シネパトスって、まさにゴラク向けなある意味すごい映画館なのね……。ただいま若松孝二祭開催中で、「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」はともかく、「女学生ゲリラ」とかまで上映している。ゴイスー。
  • 新連載「ごくつま」、話がガチャガチャで意味不明。「ばくめし」も話が雑でガチャガチャ。あと、「戦国SANADA紅蓮隊」は全く別の意味でガチャガチャでした。武田信玄が本当に強そうだと思いました。信玄もち100人分を1分で喰いそう。