TOKYO巡礼歌 唐獅子牡丹

文楽(人形浄瑠璃)と昭和の日本映画と麻雀漫画について書くブログ

 はっぽうやぶれ

かわぐちかいじ 竹書房

巷説麻雀新撰組はっぽうやぶれ 1 (近代麻雀コミックス)
昭和30年代の博多。花島タケオは仲間内での麻雀に飽き、街の麻雀荘に顔を出す。ここでの大阪のケン師・堂島との出会いが、タケオの長い麻雀人生のはじまりとなった。やがて東京に出たタケオは、作家の朝倉徹也率いる麻雀新撰組の一員となり、豪快な打ち筋で日本中を席巻する。

さきごろ完結した復刻版で読みました。個人的には、実話をもとにした〜といった類いのものを好んで読むことはないのですが、これはそんなことを考えることもなく、とてもおもしろい。そしてかわぐちかいじの絵がっとてもすばらしい。最終巻を電車の中で読んでいて、危うく降車駅を乗り過ごしそうになりました。最後のタケオと蟹江しゃんの闘いはとてもドラマチック!蟹江しゃんもタケオもかっこいいね。