TOKYO巡礼歌 唐獅子牡丹

文楽(人形浄瑠璃)と昭和の日本映画と麻雀漫画について書くブログ

 直向坂を駆け登り

今夜8時に神楽坂の毘沙門天前で逢いましょう…
と言うと秘密の逢い引きっぽいトキメキな響きがありますが、別にロマンチックなことは何もなく、今夜は友人との神楽坂・毘沙門天での待ち合わせにモロ遅刻し、JR飯田橋駅を降りて牛込橋から本気で走り、神楽坂を駆け上がりました。まじで息切れしました。
ところで、『打姫!オバカミーコ』に出てくるJMP本部がある「直向坂」って多分、神楽坂がモデルですよね。道の両サイドに立っているポールが神楽坂のそれと同じだし、第1話冒頭で退会届を持った波溜師匠がのぼっていく直向坂の風景と似た風景が、神楽坂の牛込見附〜毘沙門天の傾斜がいちばんきついところにあります。そこを曲がった「有縁横町」は本多横町(毘沙門天の向かいあたりを入った通り)でしょうか。
あのあたりに本部があるプロ団体があるのでしょうか?確かに神楽坂の上あたりには雀荘ありますね。「坂の上」ではありませんが。


神楽坂は、都心ながら毘沙門天や神社や路地や料亭がある不思議な場所で、雰囲気がよくお店も素敵なところが多くて、頻繁には行かないけれど、好きな場所です。


ただ、神楽坂でごはん、と言うと、人に「料亭麻雀?」と言われますが(あたまがかわいそうなこと思われているので)、そんなむこうぶちは私の人生にはありません。夜に料亭が密集しているところに行くと、現世ではない世界が現出していて、貧乏人はその無量光にアテられます。


さて、話は変わりますが、来週土曜日は9月2日、池袋の新文芸坐という映画館で、オールナイトで『シベリア超特急』シリーズの上映があります。なんとトークショーには水野晴郎先生が降臨します。私はちょうはりきって行きますから…!