TOKYO巡礼歌 唐獅子牡丹

文楽(人形浄瑠璃)と昭和の日本映画と麻雀漫画について書くブログ

 第17話 異才の証明

┃放送日 2006.01.24
┃原作でいうと 第8巻71話〜9巻74話


┃今夜の流れ
東1局、東2局とアカギは安岡からの差し込みで軽くあがる。それを見た鷲巣は、吉岡に差し込ませたリーチ一発であがる。テンパイ気配濃厚の鷲巣に対し、アカギは危険牌を通してゆく。アカギが危険牌を切っていったのは、鷲巣がリーチをかけないのは部下が和了牌を持っていない=リーチ一発が確定しないから=つまり部下の手牌は安牌とみなすことができると読んだからであった。アカギはその後も部下の手牌を鷲巣の第2の河と見て危険そうな牌を通す。いくらそのことに気付いたとしても、その自らの読みを信じ、行動できるかといったら凡人にはそれはできない。自らを信じることができることこそがアカギの才能。しかし数巡後、鷲巣が満貫をツモあがる。いくらアタリ牌を止めようとも、ツモられれば終わり、それが麻雀…。


┃今夜の名言
これぞ麻雀 完全な いやそれ以上の打ちまわしだとしても まだ届かぬ 最善を尽くしても死ぬ 死ぬときはどう抗っても死するが麻雀


┃今夜のツッコミ
いや〜 麻雀って ほんと恐いですね


┃今夜の闘牌はDOCHI !?
鷲巣麻雀東2局〜南1局。
リーチ一発はおしいしいという話(?)。裏ドラや和了までの速度を考慮に入れると、鷲巣麻雀での差し込みプレーはかなり有効。逆に手牌が透けて見えることで、聴牌直前に溢れる牌を見越してのエゲツない待ちであがることもできる。


┃当時の思ひで
今夜は麻雀のルールや鷲巣麻雀のすすめかたがわからない視聴者にはかなりきつい展開だったと思います。私もきつかったです…。
あのハネマンをあがれなかったのは、オカルトシステムNo.58的に「チャンス手の目の前で他の手に差し込まれたら即死!」でヤバいです…というか振ったのでますますヤバいです。奇笑してる場合じゃありません鷲巣様。

ところで、鈴木はどうして鷲巣様に「おい」と言われただけで差し込むべき牌がわかるのでしょう?待ち部分が全て透けているわけではないのに………もしや鈴木は爆牌の使い手ですか。

今夜の雀ニックは「福本先生、韓国に行く 前編」でした。確か。福本先生、働き過ぎです…。



お酒飲みながら書いているので、文章がなんかヘンな気がします…また後で直します。