TOKYO巡礼歌 唐獅子牡丹

文楽(人形浄瑠璃)と昭和の日本映画と麻雀漫画について書くブログ

 第1話 闇に舞い降りた天才

┃放送日 2005.10.04(多分…)
┃原作でいうと 1巻 第1話〜4話冒頭


┃今夜の流れ
時は昭和33年。雨が降りしきる深夜、とある場末の雀荘。南郷は借金の棒引きを賭けたヤクザとの麻雀勝負で、のっぴきならない状況に陥っていた。南郷はこの流れを変えてくれる者が現われてくれることを願う。そしてそこに突如現われたのはずぶ濡れの白髪の少年。少年は南郷に言う。「死ねば助かるのに…」


┃今夜の名言
死ねば助かるのに… (アカギ)


┃今夜の闘牌はDOCHI !?
前々から「アカギっ…ていうか福本作品が…アニメ化っ……!」という噂を耳にしており、「あのアゴがどう動くんだろう♪」と放送初日をうき…うき…待っていました。で、放送直前に友達にメールしまくりましたが誰からもおへんじこなかた。翌日、雀ニックに福本先生出てた!ちょうかっこよかった!と騒いでいたら、やさしいともだちが福本先生ってほんとかっこいいよね、と言ってくれました。
オープニングで福本絵が振り返っただけでツボに入ってしまい、笑いを押し殺したのも今となってはいい思い出です。
しかしこの頃はまだ、こうして記事に書きたくなる程スッゲーアニメになるとは思ってもいませんでした。ただ、あの、ピカソというかカンディンスキーというか未来派宣言な福本絵をアニメで動かすとは、マッドハウス、ついにディ●ニーを越えたか…と思いました。そしてあのツラで13歳と言いはっていいのか、19歳編もやるつもりならどうするつもりだこの野郎、それに竜崎さんがなんかカッコイイし、てか南郷さんてこんなマッチョだったっけ…、そんな妙な感想が渦巻く初秋の夜でした。