TOKYO巡礼歌 唐獅子牡丹

文楽(人形浄瑠璃)と昭和の日本映画と麻雀漫画について書くブログ

 今週の天牌のアオリは「高崎「紅富士」戦、激闘の第2幕!!」

  • 来賀友志+嶺岸信明天牌 第651話…「見えぬ手の内」
    • 知りたい、三國さんのことが
    • 井河クンvs三國さんの対決@紅富士、井河クンの反撃開始。脇の親父どもは店長が井河クンを倒す刺客を連れてきたんだよ〜とか言っているが、あの店では三國さんがオーナーであることは知られていないのか? 三國さんって相当目立つ……というか浮くような気がするんですが、今まで顔見せしたことないんでしょうか。
    • 今のエピソードはガチバトルではなく「井河クンは何者か?」という軽めの話だと思うのでこういうノリでもよいんですが、逆に今のエピソードのうちに実験的な演出で読めたらな〜と思っております。
    • もはや天牌と全く関係ない話。昨日、シネマヴェーラ渋谷という名画座で『ルバング島の奇跡 陸軍中野学校』という1974年公開の映画を観ました。タイトルからすると南方戦線の暗くて凄惨な話っぽいですが、そうと思わせて実はルバング島の話は本編にはなく(冒頭に小野田寛郎さんの帰国のニュースフィルムが入るだけ)、陸軍中野学校で厳しいスパイ養成訓練に励むヤング男子たちの話で、普通の娯楽映画でした。その何がすげえかと言うと、教官役がスリムな三つ揃いのスーツ+ハットでキメた菅原文太。入学初日の歓迎会、戦時中では考えられない豪華な食事が並んでいることに生徒たちが驚いていると、文太教官が颯爽と食堂に入ってきて、いきなり普通にテーブルにつくわけですよ。教官なのに、生徒と同じ席に。でもって、「ここでは俺を先輩か兄だと思え!」と言うんですよ。三國さんが若造どもにこんなこと言ったら大変なことになるね。なお、文太教官は山中でのダイナマイト訓練でもスーツでした。生徒役は千葉真一とか若林豪とか夏八木勲とか野性的でゴッツイ人ばかりでしたので、文太教官のスレンダーさが際立っていました。以上、皆様にお伝え申し上げます。