TOKYO巡礼歌 唐獅子牡丹

文楽(人形浄瑠璃)と昭和の日本映画と麻雀漫画について書くブログ

 近代麻雀 10/1号

  • 「ゴロ」、おもしろすぎ。超イキイキした展開、来賀嶺岸の本領発揮。何より窪田さんの麻雀維新会が「麻雀武装集団」っていうのがすごすぎる。「武闘派麻雀集団」でも「麻雀理論武装集団」でもなく「麻雀武装集団」とは、完全なる来賀ワー(ル)ド。何を「武装」するのかって? そりゃ「麻雀」をに決まってるじゃねえか。……安斉クン、早く窪田さんの雀荘に行きましょ!!!! ところで、名もなきバイニンABCのうち、前髪ぱらりさんは "高桑" 、通称 "クワ" とおっしゃる、名前のあるキャラだった。伊達にパイソン柄のネクタイは締めてねえってこったな!
  • 「アカギ」、9月27日に都内某所で十周忌法要をするそうです。唐突すぎるぜ。
    • アカギ墓碑開眼・十周忌法要 http://kinma.takeshobo.co.jp/akagi10/index.html
      • アカギの墓碑は吉祥寺に常設予定とのこと。麻雀漫画に理解があり、このようなお遊びも受け入れてくれるところって、私が思い当たるのは1か所なのですが、むしろそこじゃなかったらどこに設置するのかが気になります。
  • 「ミーコ」、結局いろいろぶん投げたままエキシビジョン対局終了!! 片山まさゆき・作じゃなかったらブチキレてるとこですよ。……と思うのは、私が片山まさゆきにいろいろ背負い込ませたがりすぎなんでしょうね……。
  • いろいろな意味で謎な作品が3作も載ってる……。「ゴロ」のあとに載ってる人はおそらく新人中の新人だろうに、嶺岸先生のあとっていうのはさすがにちょっと可哀想だよ……。
  • 今回も弊社出版物のコーナーが無駄に豪華。土井泰昭+田丸ようすけ『矢島組vs郷田会』って……。内容が「麻雀で勝負だ!!」だったら速攻買うのに。土井泰昭+しもさか保『山口組vs関東ヤクザ』といい、なぜこういうコンビに本誌で麻雀漫画を描かせないのか。
  • 唐突に庭の話がはじまる「東大を出たけれど」。私が一番好きな庭園は、京都の東福寺の方丈庭園枯山水の日本庭園というとものすごく昔のものというイメージがあると思いますが、この庭を作った重森三玲(しげもり・みれい)は昭和の作庭家。重森三玲枯山水をベースに近代的な意匠を取り入れた超モダンな庭を多数作りました。市松模様に刈り込まれた木や苔、有機的で力強い曲線を描く浮島、華麗にして力強い石組など、その斬新なビジュアルには驚かされます。時々アルティメットおしゃれすぎて意味が全然わからないところがまたいい!!
  • 最後になりましたが、泉昌之の巻頭ショートがさわやかなくらい麻雀関係なくて最高でした。