上方文化講座2018
上方文化講座記事も最終回! 3日目2限目は津駒さん・清介さん・勘十郎さんが受講生からの質問に答えるという形式のトークショー。質問票はあらかじめ収集してあり、整理した上で久堀先生から代表質問、指名された方から回答をいただくという形だった。 文楽…
上方文化講座もついに最終日。3日目1限目は本来別講義だったが、おりからの台風接近に伴って途中休講の可能性が出てきたため、大阪市立大側と技芸員さん側の配慮で時間割を変更し、本来3限目だった勘十郎さんのお話が先になった。 今回はお三輪、鱶七以外の…
上方文化講座2日目、続いて4限目は津駒さん・清介さんに勘十郎さんが加わってのお話。『妹背山』について、太夫・三味線・人形それぞれの立場からのコメントを拝聴する機会に恵まれた。 ちなみに上に貼っている写真は一般受講生向けの講義室への入場整理券。…
地下鉄半蔵門駅の押上方面発車メロディが9月13日から文楽の「寿式三番叟」になるらしいです。もし「いつもの出だし」を発車メロディにされたとしたら 「誰かが……、死ぬ…………?」 って感じだから三番叟セレクト正しい。9月公演行かれる方は必聴ですね。 上方文…
寛治さんのこと、昨日、蝠聚会で清介さんからもご報告があった。8月に拝聴したばかり。寛治さんはしんからの芸人さんだったんだなと思う。 上方文化講座、1日目4限目と2日目1限目は久堀裕朗先生による「『妹背山婦女庭訓』(四段目)講読」。「杉酒屋の段」…
上方文化講座、1日目3限目は趣向が変わって、日本中世文学・大坪亮介先生による「三輪山伝承の系譜」。 三輪山伝承は『妹背山』四段目の題材となっているとよく言われるが、ではその三輪山伝承とは具体的にどのようなものなのか。古典文学や類似した伝承・民…
上方文化講座、1日目2限目は、引き続き久堀裕朗先生による「『妹背山婦女庭訓』解説」。全体のおさらいと、構成上の工夫等、戯曲全体にかかる部分について。 『妹背山婦女庭訓』解説 INDEX ┃ 『妹背山婦女庭訓』概要 ┃ 外題の意味 ┃ ストーリー 1. 登場人物…
8月21〜23日、大阪市立大学で行われた「上方文化講座」に参加した。 「上方文化講座」は文学部向けの授業を一般市民にも開講するという講座。一般参加は抽選制となっており、学生と合わせて(たぶん)300人ほどが3日間にわたって授業を受けた*1。「上方文化…