近松半二ほか作の浄瑠璃『桜御殿五十三駅』の四段目。 朝廷から預かっていた宝物「日の御旗」が盗まれ紛失したことを知った左馬之助は狂気に陥り、室町の御殿を出奔する。それを追う恋人・傾城雪の戸、許嫁・薫姫。娘たちは恋を争い、左馬之助は夢うつつの道…
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