TOKYO巡礼歌 唐獅子牡丹

文楽(人形浄瑠璃)と昭和の日本映画と麻雀漫画について書くブログ

2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

 俺の選択

来賀友志[原作] + カツミ[作画] 竹書房 1998 「近代麻雀」1998年2月号〜1999年6月号 全1巻(未完) ┃あらすじ 今日の対局でBIIリーグへの昇級を決めたプロ棋士・剣持優(けんもち・すぐる)は祝勝会の帰り、渋谷の雀荘・白檀にふらりと立ち寄った。優は卓割…

 牌鬼師(ザ・パイオニア)

鳴島生 朝日ソノラマ 1974 全2巻 ┃あらすじ 高校三年生の北山清一は雀キチの祖母と二人暮し。父は清一が生まれたときに亡くなり、母はそのしばらく後に清一を残して出奔した。ある日、清一は電車の中で貧血を起こして倒れたところを東田徹という着物ダンディ…

骰子何霊 権在闘者

いままで当ブログで紹介した麻雀漫画のヤクザ出現率は20.7%。 麻雀をきっかけに出会ったイケメン*1にZOKKONになる麻雀漫画は26.4%であり、麻雀で天下統一及び世界征服を企む麻雀漫画は6.6%である。 *1:出来心で『3/4』のクイ鎌もイケメンカウントに入れてし…

 浪牌道(ろうはいどう)

岡田和裕+北野英明 日本文芸社(1985) 「近代麻雀」(竹書房)連載 全2巻(上・下) ※竹書房版単行本あり ┃あらすじ ダメ学生・稲村俊夫(通称トシ)は連れ込み旅館で行われる高レート卓で出会った麻雀打ち・香取啓介に恋人のユリアをとられていた。香取に…

 近代麻雀3/15号

「リスキーエッジ」、終わりましたね。春香最強説を唱えるわたくしといたしましては、最後、あの600万で吉岡の頬をはたき「この金で最後の勝負だ。青柳も中村も役立たずだった。おまえを殺すのは私だ!」とかなるかと思ってたのに、残念です。どう考えてもあ…

 麻雀番外地

北山茂樹 桃園書房 1977 全1巻 ┃あらすじ ある企業で研究職についていた大里竜太郎のもとに、証券会社に勤めていた兄が自殺したとの連絡が入った。兄はイカサマ麻雀に嵌って客の証券を無断で売り飛ばし、ついに借金に首が回らなくなって自殺したのだった。兄…

科学麻雀隊

 どしゃぶり

来賀友志[原作] + 木村知夫[作画] 芳文社 2002 全1巻 ┃あらすじ 高知から「日本一の男」になるため上京してきた鷺沼優也は、新宿に降り立ってわずか1時間半でぼったくりバーに引っ掛かってボコられた挙げ句、全財産を奪われた。そんな優也を救ったのは新宿中…

 ステップ

五条敏[原作] + 一ノ瀬正[作画] 竹書房(1993) 全2巻(未完) ┃あらすじ パチンコ好きの高校生・栗山茂の姉が結婚することとなった時、銀行員の父が勤め先から大金を横領して失踪した。この事件によって一家の生活は一変。犯罪者の家族として後ろ指を指され…

 ばっくれ

来賀友志[原作] + 渡辺みちお[作画] 日本文芸社 1990 全2巻 ┃あらすじ 悪名高き風雲高校の2年F組に、ふたりの男子学生が転入してきた。菊村真佑、そして刃谷喬司。ふたりは転入初日から不良番長に目をつけられるも、菊村は得意のボクシングで番長を返り討ち…

将来の夢は天下統一

場外乱闘☆来賀友志、その三です。 麻雀漫画以外の来賀友志作品を紹介していますが、今回の1作品目はやや麻雀漫画です。いずれにしろ、男子たる者とりあえず天下くらい取っとくのが目標です。

 リーチ

いおかいつき[著] + 佐々木久美子[イラスト] 二見書房 2008年 ┃ あらすじ 次回作のネタに詰まる漫画家・一本木陸人は、担当編集者の「麻雀ものはどうか」という一言を切っ掛けに雀荘へと足を踏み入れる。大久保の「鳳」という雀荘に真木という代打ちがいると…

 麻雀新撰組

小池一雄+小堀洋[原作] + 神江里見[作画] オリオン出版 1974 全1巻 ┃あらすじ ある麻雀の席に居合わせた朝田徹夜、島武彦、古川の三人は意気投合して「麻雀新撰組」を結成した。三人がくり出したのは新宿の歩行者天国。ここにパラソルを立てての青空麻雀で、…

今夜朝まで狂わないか

表題は私の心のモテバイブルに刻まれた殺し文句。 BL小説に「麻雀」ものどころか、「麻雀漫画」ものがあると聞いてまんだらけで買って参りました。灘麻太郎+郷力也『カミソリ雀鬼』(グリーンアロー出版社 1985)と一緒に。念のため申し添えておきますが後者…