TOKYO巡礼歌 唐獅子牡丹

文楽(人形浄瑠璃)と昭和の日本映画と麻雀漫画について書くブログ

2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

 投了すっか!

来賀友志[原作] + 神田たけ志[作画] + 先崎学[監修] + 大平武洋[協力] 実業之日本社(1997) 「週刊漫画サンデー」1997年5月28日号〜1997年2月11日号連載 全3巻 ┃あらすじ 羽賀六冠と谷山名王の世紀の対局で居眠りをしていた記録係。対局は谷山名王の負けに…

 修羅の舞

来賀友志+山口正人 芳文社(2004,2005) 「週刊漫画TIMES」2004年8/20号〜2004年12/24号連載 「修羅の道」改題? 全2巻 ┃あらすじ 桜島大東高校三年生の舟木真人が卒業文集の"将来なりたいもの"に書いたものは「日本一のヤクザ」。彼の父は立派なヤクザだっ…

 麻雀代理人どなるどダクさん

柊達雄[原作] + 五十嵐幸吉[作画] 双葉社 1986 全2巻 ┃あらすじ 渋谷・公園通りの雀荘「麻雀 ゼロ戦」の常連、ダクさん……本名・南風諾は近所の喫茶店の2階にあるちっちゃな「代理店」の社長さん。「代理店』と言っても電通とか博報堂みたいなのじゃなくて、…

雀荘のネズミの噂

雀荘のネズミのみなさんこんにちわ。同じく雀荘のネズミ・四方田です。毎週金曜日の夜、私たちが三國さんの噂をしまくっていたことは三國さんにはバレていたようです。ネズミ同士集まると天気の話題より天牌の話題です。そんな我々雀荘のネズミのあいだでい…

 ナレッジエンタ読本16 中国がわからない  [サクサク現代史! アジア激闘編]

青木裕司+片山まさゆき メディアファクトリー本日発売の片チンの新刊。昨年出た『サクサク現代史!』のアジア近現代史版。タイトルは「中国がわからない」だが、日清戦争(1894年)から現代までの中国のほか韓国、北朝鮮、ベトナム、チベット、インドなどの…

 麻雀鳳凰城

志村裕次[原作] + みやぞえ郁雄[作画] グリーンアロー出版社 1986 全2巻(第1巻/飛翔編、第2巻/魔王編) ┃あらすじ 各地で小規模な核戦争が起こり、荒廃した世界……。この世界を支配するのは暴力、そして麻雀。鳳凰の刻印を持つ18歳の大門寺タケル、矢動丸…

 真剣 ―実録!! フリーで1000万貯めた男―

黒木真生[原案] + 武喜仁[作画] 竹書房 「近代麻雀ゴールド」2004年2月号〜2005年2月号連載(「真剣 ―HISATOの青春―」改題) 全1巻┃あらすじ 歌舞伎町のとあるフリー雀荘。ムチャなリーチをかけてトップを取ったのはメンバーの若者、「ヒサト」だった。ヒサ…

 あぶれもん弘明寺さんぽ

100本到達記念として、私の最も愛する麻雀漫画『あぶれもん』の舞台、弘明寺(ぐみょうじ)に2年ぶりに行ってきました。 『あぶれもん』あらすじ 娑婆世界の喜怒哀楽を十一世相にたとえた十一面観音に見守られた叙情豊かな弘明寺界隈の街並み。横浜の南に位…

また弘明寺は二年ぶりに燃え始める

前回で当ブログの収録麻雀漫画レビューが100作品になりました。 1作目の『理想雀士ドトッパー』を書いていたときは福本と片チン、せいぜい天牌くらいしか読んだことがありませんでしたが、紆余曲折を経て今日に至りました。 本ブログの9割は人様のご好意で成…

 黒い雀たちの神話

小池一夫+芳谷圭児 双葉社 1982 ※原本にあたるオリオン書房版は70年代後半か 全1巻┃あらすじ 歌舞伎町のかたすみにある麻雀屋、「一雀」。深夜2時、常連客だけが残っていたこの店の電話が鳴った。常連客はサツのガサ入れかも知れないから電話には出るなと忠…