TOKYO巡礼歌 唐獅子牡丹

文楽(人形浄瑠璃)と昭和の日本映画と麻雀漫画について書くブログ

 今週の天牌のアオリは、内容にびっくらしすぎて忘れた。わかることはただひとつ、紅富士、それは店主が超絶イケメンなことで有名な高崎の雀荘。

もンのすごく久しぶりに天牌の感想。感想を書いていないうちに天牌も色々ありましたが、まあとにかく、天堂さんはイケメンってことですよね。


それで今週の天牌ですが、あまりにキマッていたので驚きました。
あったかくなってきたから? ことあるごとに送っていた「天牌列伝の復活を熱烈希望」というお葉書の効力? ついに本編で天牌列伝(しかも超一流の博徒)の続きがおっ始まってしまっていました。っていうか、同人誌かと思いました。

手折られた白百合の如く、美しく気高くそして悲しき麻雀打ち、彼の名は三國健次郎、みんな大好き三國さんは紅富士に戻っていました。お帰りなさい、と三國さんを迎えたのは執事のような老紳士。心なしかクリスマスにポックリ逝った山谷のじいさんマスターに似ています。ふと見ると店内では小汚い身なりながら、雰囲気は若獅子のごとく精悍な青年が麻雀を打っておりました。無精髭、そして何よりその目つきが、彼がただ者でないことを語ります。彼の名は井河クン。冷たい雨が降る中、紅富士の前で震えていたのを、老紳士が拾って店に上げていたのです。麻雀に興味ありそうな彼に打ってみるかと誘いかけると、青年は思いもよらぬ大金をポッケから取り出しました。老紳士は少し驚きましたが、無理をしないように言った上で卓につかせてあげました。するとどうでしょう、彼は老紳士が、いえ、ひいては三國さんも驚くほどの打ち手だったのでございます。

念のため申し上げますが、これ、私の妄想じゃないんで。あっでも来賀先生と嶺岸先生の妄想であることは間違いないから皆さん安心してくださいね。
この青年、巷間では晃クン説が高まっていると思いますが、そこんとこどうですかね。もし全くなんにもないとこから湧き出て来た青年だとしたら、それはそれで超絶久しぶりのバックグラウンドなしの新キャラですね。
今後がいろいろと楽しみです。