TOKYO巡礼歌 唐獅子牡丹

文楽(人形浄瑠璃)と昭和の日本映画と麻雀漫画について書くブログ

 今月の天牌外伝のアオリは「想いを秘めて 渇望に耐えて…………… その闘牌は黒沢をも魅了する――。」

  • 来賀友志+嶺岸信明天牌外伝」第157話◎親父の背広
    • 先に言っておきます。今月も磐石であります。
    • 人力車引きのイケメンが常連であることでも有名な雀荘「地雷」。そこのホール係の男子・貞二クンが就職のため今日でバイトを辞めるという。
    • キュルンとした小犬ちゃん系の貞二クンは、本当は黒沢さんが感心するほど打てるにも関わらずホール専門希望で、この2年半、ちょい繋ぎのピンチには付いたものの決して本走に入ることはしなかった……って勿体ない。貞二クンに打たせておけば、こんな可愛い男子と打てるならと、その子目当てでメンズが押し寄せてくるのに。あの世界じゃ。
    • そんな貞二クンが、今日は記念としてついに黒沢さんと打つことになったのであった。貞二クンは黒沢さんが唸るほどの腕で大勝ちだったが、本人は照れて謙遜。かわいいのう!(声の出演・菅原文太
    • 場面は変わって送別会。貞二クンが上京してきた愛媛のご両親を連れてやって来ましたよ。貞二クンのご実家はみかん農家をやっているそうで、貞二クンが一度も本走に入らなかったのは、お父さんの背広……つまりご両親のためだったそうな。そのあたりの論理が微妙に不可解なのがリアルというか、天牌外伝らしくて良い。
    • 今月も揺るぎなくハートウォーミングなイケメンストーリーで大満足しました。
    • つか同僚のメンバー男子の私服がドチンピラな件。あと、高校時代の貞二クンは沖本先生に激似。