- ゴイスーとしか言いようがない。来賀嶺岸が麻雀漫画の最前線であることを毎回証明してくれる来賀友志+嶺岸信明『ゴロ』。最前線っていうか、一線を越えた彼岸の世界、次元の向こうまで突き抜けている。本当、こんなにもキンマ読んでわくわくするのは『凌ぎの哲』が連載していた時以来だ。来賀先生の超絶センスもさることながら、あからさまに『天牌』よりやる気まんまんの嶺岸先生がすごい。いやほんと、嶺岸先生って何者なんですか?? 超・謎!!!
- ところで私、読者ページに載ってる京都府の「とろろ」さんとすごく気が合いそうなんですが。
- 片山まさゆき「打姫オバカミーコ」、「サビ券」て、もしかして「サービス券」のこと?? 最近の若い娘って「サビ券」とか言うの?? エステとかコスメでゴマ油を使うヤツがあるけど、ゴマ油を体に塗られると、よくマンガとかに出てくるアレになった気分になりそう……。使い捨てのようでいて使い捨てでない縦島さん、横田さん、九段下さんがナイス。
- 渋沢サツキ「殺し屋クトー」、やっぱ『殺し屋ネコ』のリベンジだったんですね。中途半端に終わったリベンジしたいって書かれていましたよね、昔。『殺し屋ネコ』は主人公があまりに高河ゆん的で厳しいものがあったけど、いまはその気持悪さが消えている。「白〜」はこのあと何をどうやっても前作を超えることはないだろうから、こっちを連載にしてほしい。
- この人、本当はオリジナル作品のほうが向いてるんだろうなと思うと心が痛くなる。心配しなくていいから、前田治郎「HERO」、やるならもう「ワシズ」みたいに作者自身の世界を出してハッチャケちゃってほしい。あと、沢田さんの存在をむちゃくちゃ久しぶりに思い出しました。
- マンガ表現の地平へ、福本伸行「アカギ」。誰かこれをミュージカル化してください。「なぜリーチを!?」「♪そ・それは〜鳴かれない〜か〜ら〜♪」「まさか」「まさか」「まさか〜♪」
- 天獅子悦也「むこうぶち」、裕太が尻軽になったかと思ったーーー!!!!