TOKYO巡礼歌 唐獅子牡丹

文楽(人形浄瑠璃)と昭和の日本映画と麻雀漫画について書くブログ

 創刊30周年記念増刊 近代麻雀プレミアム

近代麻雀の往年の名作麻雀漫画の再録。
恐ろしく唐突な『あぶれもん』『アカギ』『ノーマーク爆牌党』『むこうぶち』の再掲載のほか、福本伸行柴門ふみかわぐちかいじ等の過去の豪華読み切り、昔の何切る問題が再掲載。一体どのあたりの層に向けて投げられたのかがかなり謎の変化球。

  • しょっぱなから暗い土田世紀。自分には、昔の麻雀漫画に対し、notKATAGIがいっぱい出てくるといったイメージはなく、「暗い話が多い」というイメージなのですが、まさにそんな感じの暗さです。自分が読んだ昔の麻雀漫画が暗いものだっただけなんでしょうか。ちなみに、notKATAGIがひしめく漫画であっても、少年誌でいうところの学園もののような属性の一種だと思っています。
  • 一番の見どころは『哭きの竜』のストーリー概要のような気が……。同じようなツラをしたnotKATAGIがひしめきすぎていてワケワカメだった『哭きの竜』の概要が説明されています。『ノーマーク爆牌党』の解説では、どら道楽の看板に向かって言ってはいけないことを……。
  • 素朴な疑問宜しいでしょうか、ヤス(『ぎゅわんぶらあ自己中心派』)ってメガネだったんですか?
  • 「ツキツキバンバン」BY福本伸行。あの超イケメン・福本先生の自画像がどう見てもしばかりくん。福本先生がしばかりくんなら世の中の男性の九割九分九厘がしばかりくん以下ということに……。
  • 「あれを載せてほしかった」等はいろいろあると思いますが、近代麻雀オリジナルで『勝負師の条件』の続編が連続掲載決定していることだし、『勝負師の条件』が載ってたらよかったなと思います。
  • 近代麻雀カルトクイズは15問中5問しかわかりませんでした。