TOKYO巡礼歌 唐獅子牡丹

文楽(人形浄瑠璃)と昭和の日本映画と麻雀漫画について書くブログ

七夕は凸さんに会いに

7月7日に電気通信大学で行われたとつげき東北氏の講演を聴きに行ってきました。
http://minerva.cs.uec.ac.jp/~ito/entcog/contents/lecture/date/20070707.html
いろいろな意味で知識がない自分は場違いだったのですが、とつげき東北氏は話し方や構成がうまく、最後まで(寝ることなく)話を聞けました。会場内には情報系(とでも言えばいいのか?)が専攻であって、麻雀のルール等がわからない方もいらっしゃるわけで、そのような方にもわかるような話の仕方をされていて、うまいと感じました。詳しい内容については、私、まったくの専門外ですので、言及は避けたいと思います。

しかし、聴衆がどういう客層だったのかが気になります。ひとまず自分は、会場でお会いした麻雀関係の方々には「なんでいるの」と思われていたと思います。私は畑が違う人間ですが、とつげき東北氏が『科学する麻雀』で提唱した切り口というのは、私の畑にも言えることでありました。そういうわけで、個人的には、今回の研究結果を麻雀を楽しんでいる一般の方々にどうフィードバックするのか(或いはしないのか)が一番気になりました。

さて、私がとつげき東北氏について以前から気になっているのは、あの分銅みたいな似顔絵についてです。頭部の楕円(円柱形の上面部分)の書き方がデッサンとして狂っていること、そして頭部(分銅部分)がなぜ太いラインで書かれているのかということです。妙に心に残る絵です。