TOKYO巡礼歌 唐獅子牡丹

文楽(人形浄瑠璃)と昭和の日本映画と麻雀漫画について書くブログ

 次郎長放浪記 第二十話/神の声

阿佐田哲也+)原恵一郎 COMIC乱連載

クーマン神父との勝負はポーカー。ベットするのは、プレーヤーの頭上の岩を支えている奴隷や仲間。ポーカーには初めて接したものの、すぐにその要領が飲み込めた次郎長は一度に複数枚のカードを引くイカサマで勝ちをものにしてゆく。次の手はスペードのフラッシュ。しかしクーマン神父は「神の声」を聞き…、開いたその手はなんとクイーンのフォーカード…!!クーマン神父の使っているトリックとは…?!次郎長はどう反撃するのか?待て次号!


消えゆくポーカーの役の記憶と闘いながら読みました。クーマン神父が高い手を作るトリックが全くわからない。単純に高い手を作るだけなら次郎長と同じ方法でできるのだろうが、次郎長の手を読み切り、次郎長が乗ってくるようなここぞという勝負のときに、次郎長よりも高い役を確実に入れてくる。「神」というキーワードとは何か関係があるのか。この漫画、至極まっとうになってきた。
ところで居合い使いのイケメンの名前はなんですか?来月発表されなければ、小政に決定します。私の中で。