TOKYO巡礼歌 唐獅子牡丹

文楽(人形浄瑠璃)と昭和の日本映画と麻雀漫画について書くブログ

 金と運 LUCK.9 「好き」と「打ち」

朽葉狂介VS原恵一郎 別冊漫画ゴラク連載
下卑た笑いをするばあさんが恐すぎます。やまんばです。


┃今回のおはなし
前回から続いての宝釣り勝負、2回目のチャンス。確実にアタリの紐を引いているはずなのに、引かれてくるのは大九郎人形。だから私は神になった。あと1回で三途のリバーを渡ってしまうミキちゃんと英悟くん。配線を組み直すチャンスはなかったはずなのに、どうしてアタリを引けないのか…。しかし、英悟の言葉を切っ掛けに、ミキちゃんはあることに気付きます。実は、アタリ商品とその紐は…


ていうか英悟博打やってないんですが。主人公なのに。
盛り上がり度は低い展開でしたが、至極単純なトリックなのはよかったです。ミステリ小説の密室殺人級の凄いトリックじゃ逆におもしろくなさそうですものね。私は、こういうイカサマのトリックは、単純であればあるほどいいと思います。
ところで、「下卑て媚びた顔を隠し切れないようじゃな…」のシーンでテキ屋仮面ライダーのお面をかぶせているのがギャグなのか本気なのか判別がつきません。そういえば今日から始まった仮面ライダーの新シリーズ、死ぬほどおもしろいらしいですね。新ライダーは桃太郎らしいです。
宝釣りの商品の中に「中」の麻雀牌のかたちの貯金箱?が混じっていますが、あれ、中華街とかによく売ってますよね。確かに貰ってもあんまり嬉しくない。

さて、次回は大量の500円玉を手に入れた英悟くんとミキちゃんが西に向かうようです。旅打ちです。500円玉がポイントになる博打なのかな、楽しみです。
しつこいですが、朽葉先生と原先生、がんばってください。



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暴走族は仁侠じゃないと思う。