TOKYO巡礼歌 唐獅子牡丹

文楽(人形浄瑠璃)と昭和の日本映画と麻雀漫画について書くブログ

 麻雀@ 4号

書泉グランデにないと思ったら、書泉ブックタワーのほうにありました。確かにブックタワーのほうが若いお客さんが多いので前よりは手に取られやすいかも。内容・記事についての感想は、特に私が書く事はないので割愛します。



そういえば、前々からずっと思っていたことだが、麻雀関係の本やサイトでデザインがいいと思ったものがあまりない。ゲームに使う道具は見た目もとても美しいものが多いのに、それを取り巻く本・サイトなどは標準以下としか言えないものが多い。制作者側の意識が低いのは明白だが、読者側の皆も、あまりデザインの良し悪しに興味がないのだろうか。単純に私がそういう方面が専攻だから気になるだけで、皆は実はどうでもいいと思っているのかと、それが不思議だった。双方とも読めればいいや、見れればいいやということなのだろうか。わかりにくいものをわかりやすくすることがデザインの使命であるのならば、個人的にはデザインが介入する余地は大きいと思っている。学生時代にこれ研究・作品でやっとけばよかったな。ただ、担当教授*1は、私のことを漫画すら読まない文学少女な子(しかも澁澤龍彦系)だと壮大に勘違いしていたらしいので、私がそんなこと言い出したら気絶したかもしれない。
そういえば、いつだったかのキンマの読者ページの牌くださいコーナーに、「私は女子大生ですがゼミで近代麻雀読んでたら皆に白い目で見られました。なので麻雀牌ください」的な投稿(自作自演かね)があったが、あれ見たとき私かと思った。家と学校の間にあるコンビニで近代麻雀を買って、学校でおもむろに近代麻雀を読んでいた私…。例えコンビニの店員が半笑い*2でも、ゼミの皆に「なんだその恐ろしくマニアックな雑誌は」とか「なんでこの漫画は…(三点リーダ)が多いのか」とか「なんでこの漫画は麻雀牌が光ってるのか」とか「なんでこの漫画はみんな仏頂面なんだ」とか言われてもめげなかったよ!だから私にも麻雀牌ください。

*1:グラフィックデザイナー。専門はタイポグラフィ。私の人生史上最高紳士。中釜さん系。

*2:毎回キンマを2冊入荷していた。1冊は私が買い、もう1冊は店員が買っていたようだ。