TOKYO巡礼歌 唐獅子牡丹

麻雀漫画と昭和の日本映画と文楽(人形浄瑠璃)について書くブログ

 次郎長放浪記 第18話 初対決

原恵一郎+阿佐田哲也 『COMIC乱』連載リイド社
咎人の流刑地、獄衍島。狂信者の塔(私が勝手につけた仮名)もとい教会の建設現場に現われた次郎長と石松は、クーマン神父の配下である居合い使いイケメンに連れられ、クーマン神父と初対面する。政を取りかえす為、次郎長はクーマン神父に博打を挑む。トランプでの勝負を提案するクーマン神父だったが、次郎長は「その札を初めて見るからよく見せろ」とトランプを改める。勝負が始まろうとしたそのとき、次郎長はクーマン神父に、この国ではイカサマを発見された場合には腕を落とされても仕方がない、それはわかっているかと告げ、先刻配ったトランプの札を全て表向きにすることを要求する。了解しトランプを晒すクーマン神父。しかしなんと表に向けられたトランプの札からはAの札4枚がなくなっていた…!勿論クーマン神父が抜いたわけではない。勝負は次郎長の不戦勝となり、次郎長は政を連れ帰る。実は、Aの札は次郎長がカードを改めたときに抜き取っていたのだ。次郎長はその夜、石松とともにクーマン神父らが乗っていた難破船を調べにゆく。そこには、あの惨劇の血の痕とともに、鉄格子の檻があった…。


というわけでますます原形すらとどめていない次郎長放浪記ですが、クーマン神父と次郎長がついに対面。経験のない博打をするその前に小手先の技で勝負を不戦勝にするとは、次郎長、かなりカシコイ。相手の手の内どころか、トランプという道具やブラックジャックというゲームそのものが初めての場ではベストの選択。未だ以て明らかにされていない、クーマン神父の真意やなぜあのような歪んだ信仰に走っているのかが気になります。あと居合い使いのイケメンの名前も気になります。原作での該当キャラがわかんない。ラストに出てきた鉄格子の檻の正体が人間飼育用の檻だったら原先生最強。定恩全裸縛り上げに次ぐキ●ガイ展開に期待しています。