TOKYO巡礼歌 唐獅子牡丹

文楽(人形浄瑠璃)と昭和の日本映画と麻雀漫画について書くブログ

天は我に一盃口を与えたもうたっ!

「奥野かるた店」行ってきました。昨日書いた、寿司麻雀セット「大寿司」を買いに。普通に麻雀牌と並べて売られていました。ミニ麻雀牌なのかと思ったら、普通のサイズのもののようです。
そしてどうやら「大寿司」は「だいすーしー」と読むようです。で、リーチは「あおいそ!」と言うらしいです。なんか、これ以上高くならないというか、一発も裏ドラものらなさそうな嫌なかけ声です。
しっかし、冷静に考えてポンジャン(※普通の麻雀もできます)に5000円払うのはいかがなものかと思い、今日のところは「大寿司」は保留にして、テーブルゲーム関連古書のコーナーで、東田悠一『麻雀大観』を購入しました。56年くらい前の麻雀教本です。


古書で本を買うとおもしろいのは、前に持っていた人の勉強の痕跡が残っていることですよね。麻雀教本の古書だと、「ピンフは20符」のところに傍線が引いてあり、「?」と書いてあったりとか。「?」ってアンタ。「暗カンのチャンカンはできない」にぐりぐり線が引いてあったりとか。なんか嫌な思い出でもあるのか。今日買った『麻雀大観』だと、「待ち」の解説のところに執拗に傍線が引いてありました。前の持ち主は5門張が理解出来ない人だったようです。以前、古本屋で買った片山まさゆきの『麻雀入門王』には、点数一覧表のひとマスひとマスにチェックが入っていて、前の持ち主の点数計算勉強の苦労が忍ばれます。私もがんばって丸暗記する。100符2翻でも言えるように。