TOKYO巡礼歌 唐獅子牡丹

文楽(人形浄瑠璃)と昭和の日本映画と麻雀漫画について書くブログ

 坊主じゃ坊主じゃい坊主じゃい〜〜〜〜〜〜ッッッ!!!

┃金と運 第3話 パンチとダーツ
原恵一郎+朽葉狂介 別冊漫画ゴラク連載(表紙&巻頭カラー)

歌舞伎町でぶつかってきたチャラ男ホストをボコっていたミキちゃんを「今迄の人生の逆を行け」とばかりに止めようとした英悟くんは、逆にミキちゃんにボコられてしまいます。その後、ボコったホストの勤務先「マチュピチュ」で飲むミキちゃんと英悟くん。ミキちゃんは英悟くんを気に入ったようですが、英悟くんはおうちに帰りたくて仕方ありません。しかし、そんなふたりのもとにピザを運んで来てくれたマチュピチュNo.1ホスト、翔桜(しょうおう)さんは実は理想雀士の顔をした達磨ハンだったのです。「どう見ても客じゃない」(おっしゃるとおりです)とインネンつけてきた翔桜さんと200万円を賭けたダーツ勝負することになったミキちゃんと英悟くん(は金がないので自分の身を賭ける)ですが…???


今回はツッコミどころが多くてツッコミきれません。とりあえず、「ガキは坊主じゃい〜〜〜ッッッ!!!」とか言いながらホストの髪の毛をむしりとっているミキちゃんには達磨ハンの再来を感じました。そんなミキちゃんがホストクラブにいるという図は、違和感を通り越して戦慄を覚えます。あと、ホストクラブ・マチュピチュ(ネーミングセンスがグレート)のNo.1ホスト・翔桜さんは理想雀士(ポニーテール+前髪ちょろりん+イケメン+白スーツ)に見えます。見た目は理想雀士ですが、人の目に目薬だとか言ってタバスコさすあたり、性格は完全に達磨ハンでした。達磨ハンふたりに囲まれる主人公の今後が気になります。今回も博打せずに終わってしまいましたが、次週からはダーツ勝負が始まります。ホストクラブでダーツという原先生史上最高スタイリッシュなギャンブルをどうするつもりなのか、朽葉さんのセンスに期待です!



その他の別ゴラ連載漫画
天牌外伝 第76話 受けと攻め(後編)
実は先週のゴラク本誌で三國さんが楽しむように盲牌してた牌がなにかということより、こっちの困り顔(興福寺の阿修羅像風)元雀ゴロ青年の「黒沢さん俺女房を刺しちゃったんです」のほうが遥かに気になっていました。
しかし、扉に書いてあった「異次元闘牌がここにッ!」というキャッチコピーは本当にいいんですか、来賀先生…。
今回の教訓=フリテンでもツモりたきゃツモればいい(?)。あと、タンピン三色イーペーコー赤1はGO(?)。


┃仁侠沈没 第4話 博徒の穴
別ゴラで原先生とタメ張れるのはこの漫画だけです。大地震で崩壊したTOKYOを肩で風を切って歩くnotKATAGIの主人公が眩しいです。近オリで言うとNA・GI・SA(がさらに発狂したような内容)です。これは以前短期集中連載していたものが、今週から連載化…………なのですが、第4話…って………普通に短期集中連載のときの続きからはじまってました………。今週は、主人公陣各人の手持ち食料、舎弟1「キャラメルと松茸」舎弟2「バーボン」主人公「金目鯛の干物」……を賭けて丁半博打やってました。意外とまともな展開です。