TOKYO巡礼歌 唐獅子牡丹

文楽(人形浄瑠璃)と昭和の日本映画と麻雀漫画について書くブログ

 お前はどこの一休さんだァァァ〜〜〜ッ!!!

本日は原恵一郎2連発です。

┃金と運 『別冊漫画ゴラク』新連載 原恵一郎vs朽葉狂介
別ゴラで始まった原先生の超力新連載。
博打狂いの多重債務者・風祭英悟(どう見てもドサ健と哲ちゃんの悪魔合体)はサラ金の取り立てから助けてくれた陣(どう見ても鎌ちゃんとタンクロウの悪魔合体)から「助けて…やろうか?」と持ちかけられます。借金から逃げるその方法とは、「ヤクザになること」。英悟は自分が底なし沼にはまってゆくことを感じつつも陣の誘いに乗ってしまいます。さて、組の事務所に連れてこられた英悟くん、与えられた仕事は見習い…かと思いきや、そのポストはなんと「組長」…!!さて、そんな風祭新組長に陣から告げられた「組長の責任」とは……!?


原先生の新連載!はとっても嬉しいのですが………つけるコメントが見つかりません。
なんでここで朽葉狂介と原先生をガチンコ勝負させるのかからして意味がわかりませんが、キンマ夢のキ●ガイドラ対子が別ゴラに降臨してしまった感があります。なんにせよ今回はまだプロローグ。次回以降の展開が楽しみです。とりあえずパンツとメイドと原先生の絵が見開きにくるのはとりあわせがあまりよろしくないので、今後は掲載順序を熟考して頂きたいと思います。


おまけ・別ゴラの連載漫画
天牌・外伝…素敵♥(病院着の黒沢さんが)。てか、よっちんってこんなに痩せてました?
★仁侠沈没…別ゴラで唯一原先生の超力テンションに勝てる漫画、超力完結。



┃次郎長放浪記 『コミック乱』連載 阿佐田哲也+原恵一郎
旅の途上の次郎長一家。とある茶店でとぐろを巻いていた一行の前に、政の妹・照が現れる。照によると、政は先の柘榴殿双六の件で藩から追われる身となっていたが、藩の家老は政の持つ「博打場不問」の認可状を取り上げようと、政が藩の家宝を盗んで逐電したとして彼の家をお家断絶にしてしまったという。その際、幼い政の弟は罪人として流刑地「獄衍島」に島流しにされたというのだ。政は弟を助ける為に単身、獄衍島へ乗り込むことを決意する。


今回の博打種目はなんと「ポーカー」。
農民「ふるはうす!」
毛唐「すっとれーとふらっしゅ!」
………原先生の描く泥臭いしがないおっさんがポーカーしている姿はシュール以外の何ものでもありません。しかも今回の勝負相手は謎の外国人。負けるとレイピアで刺されます。意味がよくわかりませんが、期待大なことは確かです。


今回は舞台が桑名ということで、私の地元付近なのでいろいろ楽しみです。桑名と言えばはまぐり。そんなわけで柘榴殿以来、久々に出ました。次郎長放浪記名物・石松の食べ物変態ギャグ。どんなギャグだったのかは書きません。ただ、見どころは「原先生が下ネタを描くとシュールになる」というところです。微妙にどもってるのがナイス。


さて、今日はさらにすばらしいニュースがあります。
→『次郎長放浪記』単行本1・2巻、10月26日同時発売!!!
あの変態博打勝負が再び読めるなんて…………!リイド社最高です!!!竹書房もこれを見習って『凌ぎの哲』8〜13巻くらいをガツンと出して欲しいですね。出た目と心中するつもりで。