TOKYO巡礼歌 唐獅子牡丹

文楽(人形浄瑠璃)と昭和の日本映画と麻雀漫画について書くブログ

 やっとここまで来たよ…黒沢さん…

やっとこさ『天牌』既刊全巻買いました。
天狗編以降は微妙、との噂にびびって全巻持っていなかった(というか後追いで買ってるので刊行スピードに追いつけん)のですが、揃えました。
近代麻雀系の麻雀漫画とは全く違った雰囲気で好きです。大きい場が立つときでも面子が(漫画的に)華やかになりすぎず、エッこの人が出ばってくるのっていう展開がいいですね。たまに立つ意味不明な面子での卓もグレートです。確かに熱海旅打ち編はちょっとだれてると感じましたが、今本誌でやってる黒流会vs波城組の代打ち戦争はおもしろい展開になりそうですね。三國vs菊多の兄弟対決が見たいです。


天牌とりあえずこれだけはいわせてください
黒流会…その中に「山田陽一」と「八角五郎」という2人組がいた…2人はキレてる代打ちだったがいつも2人で行動し、「できてんじゃあないか?」ってくらい仲がよかった。そして2人は密かに禁じられている「…麻雀、俺たちより波城組のほうが上?」を調べ始めてしまった。*1
というほど一緒にいるけど、なにより瞬と菊多を呼んで研究会やってたのがおもしろすぎでした。山田、面子選びのセンスがすごい。天牌で一番笑いました。
とりあえず、この漫画の登場人物はみんな携帯の番号交換しすぎです。


アンド とある方が「おもしろい!」と書いていらっしゃった『天牌皆伝』も買ってきました。天牌のキャラクターブックです。天牌何切る!?や牌譜がついていたりしてお徳です。こういうのが片山まんが一気通貫ででも出たらな〜と私も思います。


天牌皆伝とりあえずこれだけはいわせてください
キャラクター紹介に、編集部の後ヅケなのか来賀先生の脳内設定なのか微妙な「裏データ」が入っているところがステキ。
隆の視力は右0.07左0.05とか、麻雀漫画キャラで視力が公開されてるのは稲瀬さんくらいのもんだと思ってました(稲瀬さんの視力は0.05!思わず調べました)。しかしこの裏データ、津神以降の新キャラについては適当すぎるところが勿体ないです。八角さんですら「自称・日本刀のコレクター」とか、ちゃんとした裏設定が書いてあるのに…。自称ってところが八角さんらしくていい…!



とりあえず『天牌・外伝』はまた今度揃えることにします。地味に買い集めていた『月下の棋士』も28巻以降が見つからなくて完読していないので、それもまたぼちぼち…



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というわけで、過去記事私の…メガネ君っ…!!!次の恋のお相手は、こんなスーツ男子でキマリっ…!天牌キャラを追加。今回はいい男ばっかり(?)追加。