TOKYO巡礼歌 唐獅子牡丹

文楽(人形浄瑠璃)と昭和の日本映画と麻雀漫画について書くブログ

 駅名七並べ!

9月1日放送だった『タモリ倶楽部』の企画「新ゲーム!?鉄道の駅名でマージャン!」の「その牌通過します!!鉄道麻雀!東風線!!」、見逃してしまって後悔しています。
近代麻雀漫画生活さんがスルーしていらっしゃったので、たいしたことないのかなと思っていたのですが、mixiでそれについて書いていらっしゃった方のお話を伺うと、どうやら『ぎゅわんぶらあ自己中心派』みたいなノリだったそうで…。そんなの、片チンファンとしては観ないわけにはいかないじゃないですか…。
かくなる上は、以前、「福本漫画はまじスタイリッシュなおしゃれまんがだから」とか言って騙したタモリ倶楽部マニア(全部録画してるらしい)の知人に「ナニワ金融道もスーパーCOOLだよ。ところでこないだのタモリ倶楽部貸して」と言うしかない…


さて、片山まさゆきの『シャキシャキ・カフェ』にも、首都圏の鉄道の駅名で七並べする話がありましたね。

鉄道路線七並べルール (正式名称:土地並べ)

  1. 首都圏に走っている鉄道の駅名を使い、七並べを行う。
  2. 最後まで持っていたカードの駅沿いにある土地を1着の者に譲渡する。そのため、地価が高いカードを出させないような戦略が必要。
  3. 駅名を書いたカードをディーラーがプレイヤーに配る。
  4. 環状七号線沿いの駅のカードを持っていた者は場に出す。対象となる駅は桜台(西武池袋線)、代田橋京王線)、世田谷代田(小田急線)、都立大学東横線)。
  5. 桜台(西武池袋線)を出したプレイヤーからスタート。順番は右回り。
  6. それぞれの路線沿いにある駅名のカードを停車駅の順に出していける。例えば、代田橋→明大前→下高井戸→桜上水…のように出せる。その駅から出ている路線の上り下りそれぞれカードを出せる。
  7. トランプの七並べのように、ハートの列にはハートしか出せない、というわけではない。乗り換えが可能。複数の路線が乗り入れている駅では乗り換えとして他の路線のカードを出し始めることができる。例えば、東横線都立大学」「自由が丘」の次に「九品仏」(大井町線で自由が丘の次の駅。この場合、自由が丘で大井町線二子玉川行きに乗り換えているという意味。)を出すことが可能だが、これを出されると「田園調布」(東横線の自由が丘の次の駅)は出せない。目蒲線に乗りつぎ、相当迂回しないといけない。*1
  8. パスは3回まで。それ以上出せなくなったら「ツミ」でその場で負け。もしくはアガリ者が出ると残った全員が負け(多分)。


ぎゅわんぶらあ自己中心派』にも似たようなルールの麻雀があったようななかったような気がしますが…。
タモリ倶楽部はどんなルールだったんでしょうか?
新宿(西武新宿+京王新宿+JR新宿)、池袋(東武池袋+西武池袋+JR池袋)、渋谷(東急渋谷+京王渋谷+JR渋谷)で主要乗り換え駅大三元とか、新宿〜国立で中央線一気通貫とか…(これしてるときに八王子引いたら相当ヤダ)?
少し検索して調べたら、数字が入っている駅名や字牌に書いてある漢字が入った駅名なんかを書いた牌を使ってやっていたみたいですね。ていうかそれって『迷彩都市』…。
それにしても、タモリ倶楽部はほかにも片チンぽい特殊おあそび麻雀企画をやっているようですね。


■芸能人の顔写真を貼った牌で麻雀する「芸能人麻雀」。清一色、通称チンイツにかけた「男一色」別名チン一なる手が出た。
■麻雀ルールを知る人、知らない人がペアを組み、麻雀をする「ペア麻雀」。知る人と知らない人が交互に打っていくのだが、知らない人が打つ時は、知る人は一切アドバイスを与えてはいけない。そのため、フリテン、チョンボが続出した。
(以上wikipediaより引用)
タモリの芸、「四ヵ国語麻雀」。タモリがそれぞれ国籍を異にする4人で麻雀を打っているかのような台詞を言う芸(?詳細不明)。


さすがに福本みたいな過激なルールはないようです。地上波で「リアル鷲巣麻雀!直撃したら献血してください!」「一ツモ100万円!レイズだコールだ!誠京麻雀」とかやりはじめたらすごいですが。



とりあえず、鉄道ネタのときは積極的にマイラブ原田芳雄を出してほしいです。

*1:東急目蒲線…『シャキシャキ・カフェ』が連載していた1989年ごろにはあったんですが、2000年に多摩川駅ができたため、今はこの名称の路線はありません。今でいうと、目黒線から多摩川駅東横線に乗り継げば同じルートを辿ることができます。