TOKYO巡礼歌 唐獅子牡丹

文楽(人形浄瑠璃)と昭和の日本映画と麻雀漫画について書くブログ

 第24話 魔物の意志

┃放送日 2006.03.14
┃原作でいうと 第11巻97話〜12巻100話


┃今夜の流れ
暗刻だった2索にカンドラが乗り、リーチドラ3で満貫確定となった鷲巣。そして鈴木の再びの暗カンでの新ドラはまたも2索。鷲巣の手にはさらにカンドラが乗り、ドラ6と化す。さらに2索を引いた鷲巣はそれを暗カン。そしてその新ドラはまたも2索、つまり2索4枚に乗っているドラは計12翻となる。鷲巣の手はリーチのみの安手から親の数え役満と化した…。


┃今夜の名言
わしのイーピン イーピン イーピンどこぉぉ〜ン


┃今夜のツッコミ
なるほど、凡夫だ。
※ニセアカギの「やめろー死にたくなーい死にたくなーい死にたくな〜い!!」という言い回しが。


┃今夜の闘牌はDOCHI !?
鷲巣麻雀3回戦東2局。
カンドラちょうもろ乗り、というお話。今回はちょっとそれしか言えません。


┃当時の思ひで
もはや18禁アニメ、闘牌伝説アカギです。
今夜の鷲巣様は奇声を通り越してなんというか、妖獣ヌエ*1っていうか幽鬼クヴァンダ*2みたいな鳴き声(?)をあげておられます。それを見た安岡さん、思わず言っちゃっいました。
「化け…物…」
そして鷲巣様、そのお色気で(?)ヤソマガツヒ*3召喚。なんかもう麻雀アニメとは思えぬエフェクトです。
ところで前回から鷲巣様と鈴木がテレパシーで話しているのですが、ドラ12が乗るとか乗らないとかいうことより、通しを使わず意志を疎通させていることが一番すごいです。いまさらですが、鈴木の「カン…!」という発声もなかなかかっこよくてよいと思います。今夜はみんな演技がアツくて、洋画の吹替えみたいでした。
それともうひとつ。鷲巣様が「死の恐怖」をイメージするとき、戦時中を思い出しておられるのがとてもよい演出だと思いました。

*1:頭は猿、体は狸、手足は虎、鳴き声はトラツグミに似ているという妖怪。

*2:ラーマーヤーナに登場する巨大な夜叉鬼。仏教においては人身馬頭の姿で表される。

*3:八十禍津日神。たくさんのまがまがしい霊という意味。あらゆる災厄のもととなる不浄、凶、悪を指す神。