TOKYO巡礼歌 唐獅子牡丹

文楽(人形浄瑠璃)と昭和の日本映画と麻雀漫画について書くブログ

 第22話 作為の足枷

┃放送日 2006.02.28
┃原作でいうと 第11巻91話〜94話半ば


┃今夜の流れ
危う気に見えた2回戦も結局はアカギの50ポイント浮き(鷲巣様比)で終了。3回戦までの休憩時間、あの三-六萬待ちの理由を安岡・仰木らの前で解きあかす。


┃今夜の名言
わしはこの男を殺すために生まれてきたのかも知れぬ


┃今夜のツッコミ
ドミネ・クォ・ヴァディス?(何処へ行かれるのですか?)
お前は磔刑だーッ!!!


┃今夜の闘牌はDOCHI !?
鷲巣麻雀2回戦終了後の休憩〜3回戦東1局。
今さらですが、鷲巣麻雀は25000点の30000点返しなのでよろしくお願いします。
今回は赤木さんが自ら闘牌解説してくれているので、私はオカルトシステム*1的に解説していきます。
まず、赤木さんがイーペーコー崩してリーチした理由は、オカルトシステムNO.44「イーペーコーにケチがついたらその方向にゆだねろ!」ですね。別にイーペーコー自体にはケチついてませんが。プラス、NO.49「下り坂なら手役を消す待ちでアガリ」ってとこでしょうか。配牌で西引いちゃっただけで、下り坂ってわけじゃないですけどね。鷲巣様と同テンに取ったのは間違いなくNO.45の「ブームの待ちに乗り遅れるな」でしょう。これで頭ハネもばっちりってやつです。あの三-六萬待ちは実は悪い待ちじゃないんですよ。NO.29「落ち目の仕掛けには愚形でもかぶせろ」って言いますからね。リャンメンですから待ち自体は悪かないですが、三面張にとりませんでしたし。鷲巣様の敗因はやはり赤木の西を鳴かなかったこと、つまりNO.21「見逃されたヤツはツく!」や、あの手をチャンタで跳満にしなかったこと、即ちNO.11「マンガンの手はマンガンでアガれ!」をしなかったことによって悪い流れを自ら作ってしまったこと、さらにはNO.81「絶妙タイミングリーチに乗っかるな!」に乗っかっちゃったことにあるのではないでしょうか。せっかくのアカギオカルト「ワシズの剛運を考えるとオーラス配牌カゼドラトイツ」を掴んでいたのに。勿体ない限りです。
ところで私が何を言いたいというと、NO.44「ミスオカルトは災いで終わる」ということです、以上。

ちなみに3回戦の起家は安岡さんです。


┃当時の思ひで
このあたりから鷲巣様の妄想がひどくなる一方で、今夜は脳内で赤木を磔刑にしていました。そして鷲巣様は魔法使いみたいな格好をしていました。あれを見て、このアニメはドミネ・クォ・ヴァディス?(何処へ行かれるのですか?) お前は磔刑だーッ!!!はジョジョ∩アカギファンなら誰しも思ったことでしょう。

*1:片山まさゆきの漫画『牌族!オカルティ』に登場する麻雀にまつわる経験則的セオリー、ジンクス。