TOKYO巡礼歌 唐獅子牡丹

文楽(人形浄瑠璃)と昭和の日本映画と麻雀漫画について書くブログ

 第21話 一縷の幻想

┃放送日 2006.02.21
┃原作でいうと 第10巻87話〜90話


┃今夜の流れ
アカギの9200点リードで迎えたオーラス。残り900ccで絶命するこの状況、鷲巣には發・ホンイツ・西・ドラ3の逆転手が見え隠れしていた。ドラで鷲巣の風の西を切らなかったアカギだが、ついに打西すれば聴牌の手が入る…。


┃今夜の名言
意外に臆病だな 鷲巣巌


┃今夜のツッコミ
フフフ…、悪いな八崎、頭ハネだ…
何やってんだお前。明らかに発声が遅いだろ。そんなの認められねぇな
ええー!?だってほら、マンガとかでよくあるじゃん!
※わかりにくくてすみません…『バカヅキタイフーン』での大介&八崎プロのステキ台詞です。


┃今夜の闘牌はDOCHI !?
2回戦南4局。
このアニメ…というか漫画で…珍しく「●●切りだとアガれる枚数は○枚」とか、「リー棒出て逆転条件は満ツモ以上になった」とかいう話を聞きました…。
さて、西家の鷲巣様の手はほぼハネマンが確定しています。
      ドラ


息を止めるとか吸うとかいうレベルではないくらいに盛り上がる背景ズ(主に仰木さん)。しかし最後のほうになると翻数を背後で指折り数えだしたり、手牌になにがあるかをマジで喋っちゃったりする麻雀のこと、気にするでないよろし。
一方、アカギはここで、
 ツモ
となり、切っただけで満貫確定の超危険牌を切ってイーペーコー聴牌。私はイーペーコーのために命は賭けられません。しかしなぜかここでを鳴かない鷲巣様。なぜなのかは些渡さんに来てもらわないとわかんないであります。私、頭悪いから。
さて、これでどうにもこうにも鷲巣様とアカギはカンで同テン。
次巡アカギ、手変わりのツモ。
 ツモ
何切る!?
…これを『麻雀やろうぜ!2』のバビィの部屋のCPU「何切るくん」(←勝手に命名)エキスパートモードに聞いてみました。
南4局、点数状況は鷲巣様の32700点とアカギの41900点だけ入力、安岡と鈴木はもう計算するのがめんどいので同程度の12000点前後と設定、鳴きが入ってて何巡目かようわからんのでとりあえず10巡目に設定し、原作を見て確認できる限りの場に切れている牌を入力してみたところ…
模範解答は打でした。
手変わりも期待出来ないのでちょっと遠いタンヤオを目指しつつ聴牌にとるべき、とのことです。
場況設定や牌姿入力に無意味に疲れたけど当然のチャバ的答えを返された…
ちなみにアカギさんの答え、打でリーチは評価が低かったです(当然)。実戦では使わないようにしましょう、ああいうエゲツないリーチは。
このリーチに刑事と書いてクズと読む男・安岡さんが勝手に運命を感じていらっしゃいましたがそれは別に運命でもなんでもなく、アカギの待ちは引けず。
直後、鷲巣様、鈴木の打をPONG!!(本当にそう言った)。
     
チャンタを捨てて単騎で聴牌。そこに鈴木が差し込みした打。このをアカギが頭ハネしてリーチのみで逃げ切って終了。
チャンタもつくまでがんばればこんなことにはならなかったのに…鷲巣様のいくじなしっ…業が足りんわ…!


┃当時の思ひで
「ロンンンンウヒヒヒヒィィィキャヒャヒャヒャヒャウワッハァフィィィィ」と奇笑しながら赤木さんのほっぺを撫で上げようとしたら手をはね除けられた挙げ句罵倒され、「ワウハイワヒィワーニカワー?」と宇宙語を呟く鷲巣様がキモすぎて最高でございました。
今回は闘牌が見どころでしたので、ビデオやDVDでゆっくりじっくり見て楽しい回でした。
ところであの死神ですか、赤木さんが何度も接吻したと噂の死神は。


↑あの、単行本の折り返しとかに書いてある謎のアオリ文句に、死神と接吻したから赤木は髪が白いとか書いてあったんだもん…