先生の指導を受けながら、麻雀の手作りを勉強していくというもの。
先生があなたの背後でスタンドのようにいろんなことを教えてくれます。
つまり…あなたにもあなただけの波溜師匠が！
性格がニセアカギthe凡夫ですが。
このゲームでは、先生が「最速聴牌までの目標」、「捨て牌読み」「まわしかた」などを背後から指導してくれます。
で、先生にも一応雀風があるため、指導はついている先生の雀風に従った内容になります。私の先生は理論派雀士ですので、高目への振りかわりがある手でも、最速テンパイを薦められることが多いです。いや、そこでいきなり先生が前髪回して「押して押し返されたら次の牌ノンプッシュ！」とか「会場まわりの神社仏閣を押さえろ！」とか言い出したらちょっと困りますが。
点数が足りなくてテンパイ速度より役を重視したい場合は、テンパイ速度優先から高目指向に変更するなど、指導方針を替えてもらうこともできます。もちろん先生の忠告を無視して自分の打ちたいように打ってもOKです。最善を尽くしてもなお死ぬときは死するが麻雀ですもの。
私がこのゲームですっげー不条理に思うことは、よく下家に座るCPUキャラが鳩之介並みに鳴きまくり、てめー役ねーだろ見せてみろこのガキャ！と思っていると、役自体はファン牌や喰いタンのみなのに、カンもしまくるせいでカンドラ乗ってドラ4で満貫とかだったりすることです。私はこのゲームで自分にカンドラ乗った覚えないのに。こいつ、いつでも鳴けるのか？また、弱いCPUだと、親が白・發鳴いてるのに中を切って大三元に打ちこむことがあるので、例え6万点持ちのトップでも油断出来ません。親が白・發鳴いてるときに切っていい中なんて、自分の手のうちでカンコの中を落とす爆守備だけだぜ…！
ところでこのゲーム、バグなのか、ごく稀に先生が純カラ待ちを奨めてくれることがあります。いやいや先生、そのカン3筒、場に4枚切れですから……！形テンでいいからとにかくてんぱりましょうってことですか先生っ…！また、配牌がミリオンシャンテンだと、第1打の指導でサワヤカに国士を奨めてくれるのもステキです。基本的にこのゲームではツモや配牌が調整されていないため、さだめだくん並の地味な努力が必要なのです。
それでも私はこのゲームとこの先生が好きです。
画面はGBAの雀ゲーでは最高クラスの美しさだと思います。また、難しい用語はすぐに麻雀用語辞典で調べることが出来るので、用語がわからないとかルールがつかめないという人でも遊びやすいと思います。メンチンなどの複雑な待ちがわからない人でも、聴牌したときに先生が何待ちかを教えてくれるので安心です…。特に私が。
※アガリ確認画面では点数計算の解説もつきますが、このゲームでは、ピンフ系の喰いタンのあがり（20符1翻）を30符での計算に切り上げさせてもらえません。また、30符4翻は切り上げ満貫などの点数切り上げルールは適用されません。
