TOKYO巡礼歌 唐獅子牡丹

文楽(人形浄瑠璃)と昭和の日本映画と麻雀漫画について書くブログ

 第14話 羅刹の新章

┃放送日 2006.01.03
┃原作でいうと 第7巻57話〜63話

┃今夜の流れ
昭和40年、夏。多摩山中で若い男の死体が発見される。若者は左前腕部から大量に血液を吸い上げられての失血死だった。その若い男とはなんとニセアカギ。刑事・安岡はここのところ続いていた若者の失踪事件に心当たりがあった。安岡はその心当たりを詳しく知る人物、稲田組若頭・仰木と会談する。仰木はとある人物に、麻雀の余興の相手の若者を紹介していた。若者の連続失踪事件と、その人物から若者の紹介の依頼が来なくなった時期は符合しており、安岡は今回の事件との関連を確信する。そして安岡はその人物にアカギを紹介し、大金をかっさらう計画を口にする。
一方その頃(FF4風)、アカギは度を越して丁半博打に勝ち続けたことにより、胴元のヤクザにすごまれていた………


┃今夜の名言
ねじ曲げられねえんだ………自分が死ぬことと…博打の出た目はよ………!


┃今夜のツッコミ
ボギャー!!(雀卓を天井につき刺す達磨ハン)


┃今夜の闘牌はDOCHI !?
麻雀はなしで丁半博打。
2つのサイを壺に入れて振り、その結果出る目が半(奇数)か丁(偶数)かを当てるギャンブル。こういうの時代劇でしか見たことないですけど。


┃当時の思ひで
放送日は1月3日、というわけで、お正月だよ!アカギさん★1時間スペシャル後半戦。
ここから鷲巣編が始まり、仲井戦は普通にかっとばされました。しかも丁半博打でのエピソードもかなり中抜き気味です。
今夜は安岡さんが走る、盆(っていうのかあれも?)をひっくり返す等の大ハッスルっぷりがすばらしかったです。もうそれしか言えません。思わず音量をガーッと下げましたよ………。仰木さんが赤木を叱り飛ばすシーンはなかなか好きです。仰木さんって、コアラみたいな顔しててカワイイです。声もなんだかカワイイし。

というか、そんなことより大変なことが起こりました。この第14話からEDがかわり、なぜか赤木さんがモチモチの木になりました………………………………………………………………というのはまあよかったんですが、赤木さんがシャツの前のボタンを全部外して上半身を猛烈にはだけさせた姿でひょこひょこ歩いてたのは、あの、これは、どういう二次創作ですか????旧EDのへそチラでびびってる場合ではありませんでした。

この丁半博打のあたりは、私が初めて『アカギ』を読んだときのエピソードなので、いろいろ思い出深いです。初めて読んだのが麻雀打ってる回じゃなくて丁半博打ってのがアレですが、当時は赤木さんのかっこよさっぷりにまじ惚れました。私はなぜか『カイジ』より先に『アカギ』に手を付けたのはいいんですが、鷲巣麻雀のあまりの長丁場っぷりに放置していました………。でもアニメ化のニュースを聞いてまた読むようになって、「やっぱアカギ面白い!」ってなって………、いや〜、ほんっとアカギっていいもんですねぇ〜〜〜!
正直、鷲巣麻雀5回戦以降の単行本は、アニメ放送開始してから買いましたもん………(痴れ者がっ…!)………キンマで読んでんだからいっか〜〜………と思って怠けていました……………