TOKYO巡礼歌 唐獅子牡丹

文楽(人形浄瑠璃)と昭和の日本映画と麻雀漫画について書くブログ

 第13話 風雷の軌道

┃放送日 2006.01.03
┃原作でいうと 第6巻48話〜51話半ば

┃今夜の流れ
オーラス流局直前。アカギは裸単騎を伏せて席を立とうとしていた。ドラ4が見えているアカギの裸単騎は何待ちなのか。海底牌をツモるのは浦部。つまり、アカギは河底狙いとしか考えられない。そして浦部は迷いながらもついに2筒を切る。驚愕する石川。アカギの裸単騎…その待ちとはなんと2筒………!


┃今夜の名言
ただ勝った負けたをして 無意味に人が死んだりする そのほうがいい



┃今夜のツッコミ
安全牌は1枚もない むしろ迷わなくていい
現物0か1枚ならまっすぐ

※まぁーあの手じゃーまっすぐもへったくれもありませんが



┃今夜の闘牌はDOCHI !?
何切る!?
南四局0本場 西家 何巡目かわからんけどとりあえず海底です。 47400点持ちトップ
 ツモ ドラカンドラ




対面・親 24900点持ち
        

親の捨て牌



というわけで、前回、赤木さんから何切る問題を出された浦部さんのお答えはでした。で、見事、河底ドラ4に振ってしまい、惨たらしいことになりました。赤木さんによる「どうして待ちは有効だったか」講義は結構長くて、眠くなりました………、ワタシ、頭落とし(対子落とし)好き………。


┃当時の思ひで
放送日は1月3日、というわけで、お正月だよ!アカギさん★1時間スペシャル前半戦。
正月三ヶ日のうちから浦部指落とし、アカギの「無意味に人が死んだり(…さすがにここは放送不可能だったらしい言葉…)するのが望ましい」発言が地上波で放送されるなんて、ほんといい世の中になったものです。
でも、こんやは、あかぎさんのおはなしがながすぎてねむくなりました。浦部は指切り落としたんじゃなかったんですか?Vシネでは「わいも博徒や!」とか言って自分で落としとったと思うのですが。しかし風間杜夫は掛け値なしの本物。本物の無頼。最高でした。
でも、最後に赤木が浦部に最後の半荘を凄むところは原作の方が恐かったなあ……と思います。あんなこと言ってる非行少年な子が、何をどうしたら、中年赤木のまろさになるのか、理解不能です。