TOKYO巡礼歌 唐獅子牡丹

麻雀漫画と昭和の日本映画と文楽(人形浄瑠璃)について書くブログ

 バカ アンド一部茶髪

私の中で、三国志
劉備→チビ
関羽→ヒゲ
張飛→グラサンマッチョ
孔明→ピルル
曹操→目の下に☆
ということになっています。


というのも、私は片山まさゆきの『SWEET三国志』でしか三国志を読んだことがないからです。『蒼天航路』やコ―エーの三国志系ゲーム、横山光輝なんかもスルーです。三国志マニアにばれたら刺されそうな状況です。


SWEET三国志』は、片山まさゆきがあの独特の画風と作風で三国志を描いた、怪奇な1作です。劉備を主人公として、劉備が母から自分の血筋を知らされるところから始まり、一応三国志演義に忠実に話が展開し、孔明が死ぬあたりで終わります。登場人物のキャラ付けはかなり独特で、いきなり半魚人が出てきたり、ゴールドチェーンをしている男が出てきたり、私はむしろそれでしか三国志の登場人物を把握出来ていないくらいです。歴史的場面、有名な漢文(故事成語?)などであっても、解説なく唐突にサラッと出てくるので、気がついたら有名なシーンをスルーしそうになることもありますが、そのユルユルさと気取らなさが片チン漫画&SWEET三国志の魅力でしょう。


ていうかこの漫画、唐突に孔明
「リーチ一発純チャンリャンぺ―オモオモウラウラ!」
「ロン メンホントイトイサンアンコドラ…(※)」
とか言ったり、「テトラカーン」「マカラカーン」「ワインレッドの心」付きの戦車に乗ったりしているのですが…、これ、この世の何人がわかるギャグなんでしょうか。いきなり「マリンカリン」て書かれてるのももそうだけど、赤兎馬が「馬体重20kg減」とか、片チン独特のギャグがかなり効いています。てか、どっかでなぜかいきなりドラがめくれたりしてたけど、三国志が好きでSWEET三国志を読んでいる人と、麻雀漫画の読者ってかぶるんでしょうか。麻雀が好きで片山まさゆきの麻雀漫画が好きな人と、漫画が好きで片山まさゆきの麻雀漫画が好きな人ですらかぶらないのに…

※…三国志系のサイトなんかだと、たまにこれに それって四暗刻じゃないの? というつっこみが入っていますが、この孔明の聴牌は、シャボ待ちのツモり四暗刻ってことだよね。それにしても門前で純チャンリャンぺ―って…、あンた哭きの竜かよっ…!


でも、劉備の最期を看取る孔明の、

「私はあなたの治める国を作りたかった」

には泣来ました…… …SO SWEET…!