TOKYO巡礼歌 唐獅子牡丹

文楽(人形浄瑠璃)と昭和の日本映画と麻雀漫画について書くブログ

 『闘牌!ドラマティック麻雀 天-天和通りの快男児-』

SIMPLE2000シリーズUltimate vol14 PS2


福本伸行の麻雀漫画『天』をゲーム化したもの。なんと原作全18巻全てのストーリーを収録している、あなどれぬ1本。当然、通常ルールの麻雀以外にも東西戦ルール(満貫縛り、2翻役はやあがり、2人麻雀など)やナインも収録されており、手軽に福本麻雀を楽しむことが出来ます。また、「ざわ…」カルトクイズや「クリスマスツリー支えゲーム」など、原作読者には嬉しいミニゲームも収録しており、これで2000円は安いです。


これ、結構前に買ったんですが、全く進んでいません。全くやってないのもありますけど、赤木と初めて会うあたりで止まっています。この赤木との闘牌では「赤木にリードを許すな」が課題で、天(自分)の点数より赤木の点数が高くなってしまうとその時点でゲームオーバーになります。なので安くてもいいのであがりまくって逃げ切るのが一番の戦術かと思われるのですが…、自分は『アカギ』で言うと浦部属性なので、ある程度落ち着くまでまわしてしまうことが多いためか、赤木の聴牌スピードに全くついていけません。ていうか、両サイドの黒服が赤木にいきなり倍満振り込んで開始早々ゲームオーバーになったのが切なすぎました。あと、赤木が3巡目でリーチして、自分が現物を切って一発振り込みは免れたのに、赤木が自分で一発ツモって親っかぶりで即ゲームオーバーになったのも辛かったです。『真・女神転生3』で言うと、
ロードして「さあ今日もがんばってカグヅチ塔登るか〜」と思った瞬間、夜魔ニュクスの群れに先制攻撃されて「ドルミナー」(赤木リーチ)→「永眠の誘い」(リーチ一発ツモ)で全滅
みたいなもんです。要は赤木があがるより先にあがるか、赤木を降ろすしかないんですが、なぜかこのゲーム、誰も降りないので、自力で勝つしかありません。この調子では、東西戦2翻役はやあがりとか満貫縛りとかクリアできるのか、不安で仕方ありません。まあでも、赤木はあがるたびにおしゃべり(ボイス付き)してくれるので、ちょっと嬉しいです。